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► 今月のDARTS
Hadoop Steamingを使用して作成した月上の観測領域。
山本幸生氏(ISAS)による作成。
宇宙科学と大規模データ
DARTSを運用するC-SODAでは、 2011年の2月に、 宇宙科学情報解析シンポジウム「宇宙科学と大規模データ」 を開催しました。 このシンポジウムでは、宇宙科学における様々な分野で大規模データを扱っている 研究者・技術者の方々に、それぞれが抱えている課題やそれに対する解決手段の研究について発表して頂きました。 発表のいくつかは、現在から将来にわたるDARTSからのデータに関連するものでした。 例えば、DARTSのスタッフである山本氏は、「大規模な月惑星データの扱いについて」というタイトルで、 Hadoop Streamingによる分散処理の適用について発表を行いました。 図は、その発表で使われた適用例です。 また、DARTSの山内氏、三浦氏は、それぞれ以下のような報告を行いました。 「巨大天体カタログと任意天体カタログとのポジションマッチアップ」および 「大規模科学衛星データの広報・教育利用について」 。 本シンポジウムの集録は、後ほどJAXA の出版物として発行いたします。
田村 隆幸(ISAS/JAXA)
2011年3月