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宇宙映像で町おこし
今月は、DARTSのメンバーである三浦よりレポートです。
国立天文台と三鷹市が連携して、2007年から「宇宙映像利用による科学文化形成ユニット」というプロジェクトが進められています。
このユニットでは、宇宙映像を使った科学文化での町おこしをめざして、いくつかの養成コースが開催されています。
- 科学映像クリエータ養成コース 立体映像やドーム映像等の技術を生かした、科学映像や宇宙映像制作の人材を育成します。
- 科学プロデューサ養成コース 4D2U(4次元デジタル宇宙映像)やすばる望遠鏡等の研究資源を社会で広く利活用できる人材を育成します。
- 「財」: 国立天文台が持つ豊富な知的財産流通の基盤ルールを整備する
- 「才」: 科学や映像技術を社会に移転し新たな価値を創出する人才を育む
- 「祭」: 国際的な科学フェスティバル・科学映像の祭典を創設する
- 「再」: 科学文化の振興による地域再生の先進事例目指す
不肖私も、2008年度の科学映像クリエータ養成コース (イメージコース) を受講してきました。イメージコースは、3つのチームに分かれてドーム映像を作成しました。1チームは3?4人の受講生と2人の講師で構成されていました。
出来上がった修了制作は、Youtube のashubunitチャンネルに掲載されています。
「失われた星を求めて」(解説)
「The Sun」(解説)
「Exoplanets ?第2の太陽系への挑戦?」(解説)
このユニットは、今年も意欲的に活動しています。Ashubunitチャンネルにも、新しい映像が登場しています。 これからもユニットの成果には目が離せません。
三浦 昭 (宇宙研)
2009年9月